フィリピン留学の醍醐味(だいごみ)は何といってもマンツーマンレッスンにあります。そんなマンツーマンレッスンのメリットや受講の際のポイントを、もれなくご説明いたします。

フィリピン留学はマンツーマン授業が多い(1日3時間以上)

2016-6-23

フィリピン留学では、アメリカ留学やイギリス留学などでは費用的に難しい「マンツーマン授業」を気軽に受けることができます。

その大きな理由として、フィリピンの人件費が他の国々よりも大幅に安いという経済的な事情が係わっています。フィリピン留学を計画するにあたっては、グループレッスンだけでなくマンツーマンレッスンを受けたり、全てのレッスンをマンツーマンにすることさえ可能となります。 そんなマンツーマンレッスンのメリットは

  1. 英語のリスニングとスピーキング力を伸ばせる
  2. 自分に合った勉強方法で目標が達成できる
  3. スピーキングが苦手でも周りを気にしなくてもいい

の3点に絞ることができます。下記にそれぞれの章に分けてご紹介して、その上でマンツーマンレッスンを上手に活用するためのポイントを考えていきましょう。

バギオの語学学校の自習室

英語のリスニングとスピーキング力を伸ばせる

英語留学の意外な盲点

日本国内にいたら、特別外国人の友人が多い場合やインターナショナルスクールに通っている場合などの例外をのぞいたら、英語を話すチャンスや聞くチャンスはそう多くはないはずです。ですので、みなさんはわざわざ高い費用を払って留学するのではないでしょうか。しかし、留学先で日本人の輪ができてしまい、日本語で話す機会が多くなってしまったり、グループレッスンで行われる授業についていけないなどの理由により、英語で発言する機会を多く持つことが出来ずに帰国してしまう日本人の方も、残念ながら沢山いるようです。

マンツーマン授業はフィリピン留学ならではの強み

しかし、フィリピン留学ではそういった状況を回避し、英語のリスニングとスピーキング力を伸ばすことができます。というのも、フィリピン留学はマンツーマン授業が多いからです。グループレッスンと違い、マンツーマン授業の場合は、講師の話をある程度聞き取らなければ何を言っているのかわかりませんし、先生からの質問にも答えられません。よって、生徒さん自身が発言する機会や質問する機会(スピーキング力をつける)が、アメリカ留学やイギリス留学の場合よりも必然的に増えるのです。(もちろん、既にアドバンスレベルの生徒さんや全ての生徒さんには当てはまらないかもしれませんが。)
また、グループレッスンの場合だと、自分が授業内容を理解できていないのに、他の生徒さんが先生の質問に答えてしまったら、そのまま授業が進んでしまうという状況も多いのですが、マンツーマン授業ではそうはいきません。

もちろん、「急には英語を全部理解できないし、聞き取れない。」という方もいるでしょう。しかし、安心してください。そんな場合でも、フィリピン人の先生たちが生徒さん一人ひとりに合わせて、ゆっくり分かりやすく話してくれます。フィリピン留学では、アメリカ留学やイギリス留学と比べ、マンツーマン授業という良い意味でのプレッシャーから先生の言っていることを必死で聞こうという姿勢になれますし、先生が言っている意味が理解できたら「質問に答えなきゃ!」という気持ちになり、レッスンのボルテージも上がっていきます。ですので、フィリピン留学では、リスニングとスピーキング力両方を養うことができるのです。

自分に合った勉強方法で目標が達成できる

まずは英語上達のための目標を立てよう

グループレッスンだとあらかじめカリキュラムもあり、基本的には授業についていくことだけが求められますが、マンツーマン授業の場合は、「どのように授業を進めていけばいいの?」と漠然とした疑問を持つ方も多いことでしょう。そのようにお思いの方には、まず、留学中に達成したい目標を立てることをお勧めします。

英語において伸ばしたい点・弱い点や英語力というのは、もちろん生徒さんによってそれぞれ全く異なってきます。ですのでマンツーマン授業においても、あらかじめ先生とその目標を共有したうえで授業を進めていく方がより効率的に授業を進めていくことができるのです。もちろん目標は小さいことからでも大丈夫ですし、ビジネス英語力を高めることや、TOEICのスコアを伸ばすなど何かに向かって勉強するのもいいでしょう。また、ライティング・リスニング・スピーキングなど特定の分野に特化してもいいでしょう。このように具体的に目標を決めることで留学終了後には、きっと自分の成果がはっきりと見えるようになるでしょう。このように、自分の目標に合った勉強ができるのもマンツーマン授業の場合の一つのメリットとも言えます。

自分で立てた目標を、先生と共有しよう

またマンツーマン授業の場合は、結果としてはずっと固定の先生についてもらうこともできますが(もちろん先生の事情により異なりますが)色々な先生を試してみることもできます。もちろん、固定の先生にずっとみてもらうことがいいのか、色々な先生を試してみるのがいいのかは、生徒さん次第になります。しかし、もし留学中にこうなりたい!と目標を立てるのであれば、一人の先生にみてもらうのもいいでしょう。(もちろん、先生の態度が酷い、性格が合わない、などの不満がある場合は別になりますが。)

しかしそれぞれの先生の性格や特徴は違ってきますし、考え方、授業の方法、発音、英語のレベルもそれぞれ変わってきます。何が正解なのかわからないと思いますので、はじめは色々な先生に教わってみるのもいいでしょう。ただし、先生を変えすぎると、また一から自己紹介をしなければならなかったり、授業のスタイルを築く必要もでてきて時間の無駄になってしまので、せっかくの限られた留学期間を最大限生かせるようにしましょう。

スピーキングが苦手だとしても、周りを気にしなくていい

英語を話すのは少し気が引けたり、英語の発音が苦手で人前で英語を話すのが恥ずかしいという気持ちは、英語を勉強中の多くの方は誰でも経験したことがあるのではないかと思います。せっかく高いお金を払ってアメリカやイギリスへ留学しても「グループレッスンの間は全然、英語で発言することができなかったり、分からなくても質問ができなかった。」という声をよく耳にします。

ですが、フィリピン留学のマンツーマン授業の場合は周りの生徒さんの目を気にしなくて大丈夫ですし、自分のペースでレッスンを進めることができます。たとえ自分の英語レベルに自信がなかったとしても、分からないことは分からないと先生に遠慮なく質問することができるのです。仮に、TOEICなどの点数を上げたいだけで、スピーキング力を伸ばすことはそこまで考えていない・・・という生徒さんがいらっしゃっても、もちろんマンツーマン授業で、発言の機会を減らしてTOEIC対策に集中していくプランを組んでいくことも自由にできるのです。

日本人が苦手なスピーキングを克服する

多くの日本人が最も苦手とするのがスピーキングです。スピーキングは英語を話さない限り上達しません。ですので回りを気にせず発言できるフィリピンのマンツーマン授業が、そんなスピーキング力の向上には最適です。
スピーキングの中でも特に、英語の「発音」は日本人を悩ませることでしょう。というのも日本語の音と英語の音は全く違います。日本語の音は全て母音(a.i.u.e.o)で終わりますが、英語の母音は子音と子音をつなぐ役割を果たしています。ですので、例えばnoteも日本語で発音するとノート(noto)と母音で終わらせて発音してしまいます。また、Lの発音など日本語には存在しないアルファベットもありますよね?このような英語の発音を矯正するのも、スピーキングの機会が多いフィリピンでは可能です。もちろん、学校によっては発音矯正のレッスンがあったりもします。

以上の理由から、フィリピン語学学校では、自分の目的にあったレッスン環境の中で、周りを気にせずに英語力を伸ばすことができます。フィリピン人の先生はおおらかな人が多く、授業中も先生との壁を感じる事無くリラックスした雰囲気でレッスンが受けられるでしょう。


マンツーマンレッスンを上手に活用するためのポイント

一日の計は朝にあり!朝練を有効活用しよう

フィリピンではどの地区の語学学校でも1日に8〜10時間くらいの授業を取ることは可能で、平日は朝から夕方まで勉強することができます。語学学校によっては「朝練」という名目で、1時間目が始まる前に任意で受講することができるクラスを設けている所も多くあります。

こちらの朝練を受講するメリットというのは、参加が任意のクラスなので英語レベルがバラバラなことが多く、自分自身の英語力を確認することができる点と、追加料金を払うことなく参加できることです。また、眠っていた頭を起こすことと、他の生徒との交流を深めることが出来るという点も朝練のメリットです。


長時間の勉強に疲れないための工夫も必要

また授業の時間割は、50分授業を受けて、10分休憩するスタイルの語学学校が多いです。当然、途中で昼食をはさみますが、それ以外は一日中休みなしで授業を受けることができる環境です。長時間の英語勉強になりますので、モチベーションをキープするためにもあまり気負わないことをお勧めします。フィリピン留学ではマンツーマン授業が多いので、特に会話力がつくまでの間は、疲労度は高いからです。


初めは特に予習復習が大切!

フィリピン人先生は陽気な方が多いので、最初のうちは先生に主導権を握ってもらって、慣れてきたら自分が勉強したい点や苦手点を徹底的に勉強するというように切り替えると効率よく勉強できます。

ですので、先生にマンツーマンレッスンを主導してもらっている間は復習が非常に大切になります。授業中に分からないことを一つ一つ質問していくことも大切ですが、授業の後に改めて分からなかったことをまとめた上で復習します。どう表現していいか分からなかった英語表現を思い出した上で調べて、次からの授業の会話で実践できるように準備をするのです。マンツーマンレッスンでの先生との会話が、授業を重ねるごとに進歩していくようにしなければなりません。


コミュニケーションがスムーズに取れるレベルになったら次のステップへのサイン

また、ある程度英語でのコミュニケーションに慣れてきてからは、先程もお伝えしたように、積極的に自分の課題をクリアしていく時間にシフトしていかなければなりません。
自分が勉強したい点は何か?(就職や進路など将来的な目標を意識して課題を考える)、TOEIC対策をしたいのか?、リスニング・ヒアリング・リーディングとライティング、そして文法表現などトータルな観点から見て苦手な点は何か?を見つけ出していくのです。

そのためには、自分の英語力が今どのくらいなのか、自分が目指すステージとどのくらいの差があるのかをチェックする方法も考えておく必要があります。 リスニング能力のチェックでネイティブ圏での会話のスピードについていけるか知りたいのであれば、字幕や吹き替え無しでハリウッド映画を見てみたり、youtubeなどでアメリカのニュースの配信動画を見てみるのも良い方法です。
そのためには「インターネット環境の良さ」というのも、学校選びの上で見逃すことのできない一つのポイントになります。


注意点はただ単にフリートークをする授業にしないこと

勉強に疲れてくると、マンツーマンレッスンで先生とただ話すだけになってしまう生徒さんが多くいました。もちろんフリートークから学ぶことも多いのですが、それは休憩時間でも十分できます。貴重な授業時間を無駄にしないためにも、先程言ったように毎授業から何を学ぶか課題設定をしながら受講する必要があります。

スパルタと呼ばれる、一日に12時間以上授業がある学校は夕食後も授業があるので、平日は出歩くことができません。起きてから寝るまで勉強する環境に置かれますので、思いっきり英語のレベルアップに専念しましょう。



スパルタはちょっと・・・という人には

一般的な一日の授業が8時間程度の学校は、夕食の時間までに一日の授業が終わります。なので、勉強と楽しむことを両立したい場合は、スパルタ形式ではなく一般的な語学学校を選ぶと良いかと思います。平日の放課後の過ごし方は自習している人がほとんどですが、自分が楽しめる自習方法を確立してしまえば、それもストレスにはならず、楽しい時間に変わります。

また、中には外に遊びに行く人や、学校内にあるアクティビティ(私の場合はビリヤードや体育館がありました)を楽しむ人もいました。アクティビティであっても勉強の成果を発揮する場にすることは可能ですし、様々な生徒さんと交流をする中で自分の英語力の診断をしたり、課題を見つけることだってできます。要は、英語力をアップするという意識が大切なのです。


飴探しのイベントの風景
楽しい飴探しのイベント
語学学校でのバンド演奏の写真
語学学校でのバントの演奏を通して英語表現を磨く


多くの留学生はメリハリを付けていた

私の印象では平日はしっかり勉強して週末は楽しむというメリハリをつけている人が多かったと記憶しています。その証拠に金曜日の夜になると、外に遊びに行く人が多く、学校で夕食をとる生徒さんが半分くらいに減りました。フィリピンは物価が日本と比べて安いので、外食をしても数十円〜数百円で楽しむことができます。せっかくフィリピンに留学するわけですから、色々なフィリピン料理を楽しむことをお勧めします。

私が留学していたバギオという地区には、韓国料理やイタリアン、日本食レストランもあるので食べることに困りませんでした。バギオは特に韓国人の移住者が多いので、韓国料理店は何店舗もあり様々な味を楽しむことができます。韓国料理が好きな方にとってもフィリピン留学は魅力的だと考えています。


最後に

これからフィリピンに留学を予定している方は、平日は一日中勉強になるという考えで問題ないと思いますが、それを過剰に心配する必要はなく、自習時間を楽しみつつ有効活用することでより大きな成果を得ることができることでしょう。

もちろん放課後の時間の使い方は個人の自由ですが、学校の雰囲気が勉強させてくれます。フィリピン留学をする方は30歳以上の社会人経験者が多いこともあり、しっかりと目標を持っている方が多いです。
そのような環境に身を置くことは英語力だけではなく、様々な見識を持つことができるチャンスだと思います。私は10ヶ月間フィリピンに滞在していましたが、機会があればまた留学したと考えています。そのくらい魅力的な場所なのです。


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